新しい働き方に求められるオフィス形態｜メタバースオフィスに注目

メタバースは、美容業界にも進出しています。
「実際に肌に使うものであるため、メタバースとの組み合わせは不可能なのではないか？」と考える人もいるでしょう。
しかし、実際に美容業界でメタバースを取り入れている企業が続々と増えています。
今回は、どのように美容とメタバースが組み合わさっているのか、事例を交えて解説します。

メタバース×美容の活用方法

メタバース×美容の活用方法は、主に3つあります。
・バーチャルストア
・アバターコラボ
・展示会
実際に、どのような展開ができるのか、以下で解説します。

メタバース×美容「バーチャルストア」

バーチャルストアとは、仮想空間で購入体験ができる店舗です。
バーチャルストア内では、実際に販売されている商品を見たり、アバター向けの商品を試したりできます。
とくに有名な例では、メイクアップアーティストのシャーロット・ティルブリーが手掛けるコスメブランドCharlotte Tilburyが挙げられます。

メタバース×美容「アバターコラボ」

メタバースの楽しみは、自身の分身であるアバターを使った体験です。
メタバース内では、主にアバターを使って動き回ります。
美容業界では、このアバターとのコラボなどを行う企業も増えてきました。
株式会社 Deptherでは、アバター専用の美容室「ABA HAIR」やアバター専用整形外科「ABA CLINIC」なども展開しています。

メタバース×美容「展示会」

美容業界に限りませんが、メタバースを使った展示会を行う企業は年々増えています。
メタバース内で展示会を行えば、お洒落かつ斬新な展示会を開催できるようになるでしょう。
展示会の具体例としては、ショッピングやAI肌診断、メイクアップ、バーチャル試着体験などがあります。
新しい美容の展示会として、今後増えていくと予想されます。

メタバース×美容の大手事例

メタバース×美容の、事例を3つ紹介します。
・JAPAN HENNA
・美容皮膚科さくらクリニック
・パーフェクト株式会社
いずれも、メタバース×美容として、昨今注目されています。
実際にどのようにメタバースを活用しているのか、それぞれの事例を紹介します。

JAPAN HENNA

JAPAN HENNA（ジャパンヘナ）は、ヘナトリートメントやカラー剤の販売を行う企業です。
メタバース内の店舗では、スタッフとの交流を主に行っています。
たとえば、店舗内を自由自在に歩きまわれたり、店員と話しをしたり、ときには髪染めのセミナーや講習会などのイベントも行っています。
ブランディングの一環として上手くメタバースを導入している事例と言えるでしょう。

美容皮膚科さくらクリニック

美容皮膚科さくらクリニックでは、2022年11月に、株式会社MEDVERSEとともにメタバースクリニックを開院しました。
とくに注目されたのは、ダイエットの相談会です。
相談会に参加された方からの評価はとても好評でした。

上記のように、気軽にダイエットの相談を行える点は、メタバースならではのメリットと言えるでしょう。

パーフェクト株式会社

パーフェクト株式会社では、美容を取り入れた、先進的なサービスを展開しています。
公式ウェブサイトでは、最新のAIとARを搭載し、メタバース内でのショッピングが可能です。
その他、以下のアプリも提供しています。
・You Camメイク…写真にバーチャルメイクが楽しめる自撮りアプリ
・You Cam Video…メイク・ヘアカラー・美肌機能などを豊富に取り入れた動画編集アプリ
・You Cam ネイル…ネイルアートが楽しめるアプリ
ITと美容を融合させている代表的な企業なので、今後のメタバースへの活用も期待できます。

美容業界もメタバース化

美容業界においても、メタバースは重要なツールとなってきました。
今後は、続々とメタバースに参入してくる企業が増えてくるでしょう。
しかし、メタバース×美容の事例はまだ少ないため、可能性は無限大です。
ぜひ今回の事例を参考にしながら、メタバースの導入を検討してみてください。

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