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メタバースの病院とは?病院で活用されるメタバースの例

Metaberse
Feb.14,2023
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Remoword Inc.

医療業界におけるVR技術の導入はついては、昨今多くの事例が見られるようになりました。
さらに、メタバースに関しても、医療業界に大きな変化をもたらしています。
今回は、メタバースと病院を組み合わせた「メタバースクリニック」やメタバースの活用方法について解説します。

メタバース×病院事例

メタバースを利用したクリニックとして、大きく注目を集めているのが、以下の2つです。
・順天堂バーチャルホスピタル
・Mediverse City
とくに「順天堂バーチャルホスピタル」については、医療関係者であれば目にしたことがあるのではないでしょうか。
以下で、それぞれがメタバースを通じてどのようなサービスを展開しているかについて解説します。

順天堂バーチャルホスピタル

順天堂バーチャルホスピタルは、2022年4月13日、順天堂大学と日本IBMが共同研究を開始したサービスです。
主な目的は、以下の3つ。
・患者の満足度の向上と医療従事者の働き方改革
・医療の質の向上や新たな治療法の確立
・新たな市場の創出
2023年2月時点で開発段階ではあるものの、メタバースクリニックとして、先駆けの存在となるでしょう。

Mediverse City

Mediverse Cityは、国内最大級の医療メタバースです。
医療におけるメタバースの普及・発展を目的に、株式会社Mediverse OCDと株式会社MAI JAPANによって提供が開始されました。
Mediverse City内では、各専門家がそれぞれにワールドを展開し、一つの街を作り上げています。
医療知識を気軽に学べたり、医療セミナーに参加できたりするなど、これまででは得られなかった体験ができるでしょう。

メタバースが活用できる医療分野

メタバースを活用できる医療分野は、多岐にわたります。
とくに注目されているのが、以下の3つです。
・医療業界
・製薬業界
・創薬
医療に関連する業界であれば、ほとんどの業種がメタバースを活用できると言っても過言ではありません。
実際にどのように活用できるのか、以下で解説しま。す

医療業界

医療業界では、先述したメタバースクリニックもありますが、トレーニングを行うといった方法でもメタバースが導入されています。
実際の例として、ジョリーグッド社が大塚製薬と提携し、国内200以上の医療機関・福祉施設に対して、発達障害に関するVRソーシャルトレーニングを実施しています。
これまでクリニックに通わなければできなかったことがオンラインでどこからでもできるようになりました。

製薬業界

製薬業界では、アステラス製薬の例があります。
アステラス製薬では、バーチャルMRの導入をしているほか、研究会やシンポジウムにメタバースを活用していく方針を明らかにしています。
患者と医師のコミュニケーションはもちろん、医師同士の情報交換や学びも行いやすくなるでしょう。

創薬

創薬とは、新しい薬を研究開発する分野で、名前のとおり「薬を創る」業界です。
創薬業界においては、アメリカの「Nanome」が仮想空間を導入しています。
Nanomeでは、創薬にかかる時間とコストを大きく削減できるとの見通しが立っています。
創薬にかかるコストを削減できる可能性が高いため、今後注目されていくでしょう。

メタバースクリニックによる患者側のメリット

メタバースクリニックは、医師だけではなく、患者側にもメリットがあります。
とくに大きなメリットは、以下の2つです。
・気軽に医師に相談できる
・気軽に医療の知識を学べる
メタバースを利用することで、従来とどのように変化するのか、以下で解説します。

気軽に医師に相談できる

メタバースクリニックの大きなメリットは、患者さんが気軽に医師と相談できる点です。
従来の対面やビデオ通話では、「顔を合わせて話すと緊張して本音が言えない」というケースもありました。
とくに精神疾患などの場合、対面で上手く話せないケースは多いです。
しかし、メタバースであれば、アバターを使用して会話ができます。
患者さんの精神的負担を軽減するという点で、メタバースが役立つでしょう。

気軽に医療の知識を学べる

メタバースクリニックでは、仮想空間内を自由に動き回れます。
ゲーム感覚でクリニック内をまわれるので、普段触れないような医療知識に気軽に触れられることもあるでしょう。
これまでは自ら率先して医療の知識を学ぼうとする人は比較的少ない傾向でしたが、メタバースでゲーム感覚を取り入れれば、患者さん自身が率先して学びやすくなります。

メタバースクリニックで世の中の医療が変わる

メタバースは、医療分野において、今後続々と導入されていくでしょう。
メタバースクリニック(メタバースホスピタル)についても、医師、患者双方のメリットがあるため、導入されていくと予想されます。
医療という分野という点で、導入が難しい部分もありますが、今後は主流になっていく可能性が高いです。
ぜひ医療関係者の方は今回の記事を参考に、メタバースをどのようにクリニックに活用できるか想像してみてはいかがでしょうか。


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