メタバースで変化するこれからの働き方

Metaberse

Apr.21,2023

Author

Remoword Inc.

メタバースはどの業界においても変化を生じさせる可能性があります。
メタバースが主流になれば、どんな業界でも、従来よりも働きやすさを感じられるようになるでしょう。
そこで今回は、メタバースで変化するこれからの働き方について解説します。
業務の効率化や社員への負担軽減などを考えて、メタバース導入を検討してみてください。

メタバースで変わる従来の働き方とこれからの働き方

メタバースで最も大きく変わるのは「業務を行う場所」の変化です。
とくにわかりやすい例として、以下の4つが挙げられます。
・オフィス（店舗）へ出社↔メタバースオフィス（店舗）へ出社
・オフィス（店舗）での業務↔リモート業務
・場所を借りての社内イベント↔メタバース上でイベント
・場所を借りての会社説明会・面接↔メタバース上で会社説明会・面接の実施
それぞれ、どのように業務を行うのかについて、解説します。

オフィス（店舗）へ出社↔メタバースオフィス（店舗）へ出社

メタバースを導入すれば、実際のオフィスや店舗に出社する必要はありません。
出社するのは、メタバース上のバーチャルオフィスです。
従来のように、オフィスにランニングコストがかかったり、電車などで通勤したりする必要はありません。

オフィス（店舗）での業務↔リモート業務

メタバースを導入すれば、実際のオフィスや店舗などでの業務を行う必要はありません。
すべてリモートで業務が可能になります。
店舗においては、お客様側もメタバース上で来店されるため、アバター同士での接客が可能です。
地域に捉われず、いつどこからでも業務を行えるようになります。

場所を借りての社内イベント↔メタバース上でイベント

従来は、社内イベントなども場所を貸し切って行っていましたが、メタバースであればイベントなどもオンラインで行えます。
大きな会場を抑える手間や予算がかからない上に、家庭の事情などでこれまで参加できなかった社員も、参加しやすくなるでしょう。
また、イベント空間も、費用を抑えながら自由にデザインできます。

場所を借りての会社説明会・面接↔メタバース上で会社説明会・面接の実施

メタバースの導入により、人事の働き方も変化するでしょう。
従来は、場所を借りて会社説明会や面接を行っていましたが、いずれもメタバース上で可能になります。
オンラインで行えるようになれば、地方の求職者が、会社説明会や面接のために移動する必要がなくなります。
その分、求職者の母数が増える可能性が高まるので、求職者にとっても企業にとってもメリットです。

メタバースによる業界別の働き方の変化

業界別に、メタバースによってどのような変化が生じるのか解説します。
・不動産業界
・販売業界
・エンタメ業界
・旅行業界
・教育業界
いずれもメタバースで変化が生じる業界です。今回は大きく変化する可能性のある部分について解説しますが、今後、より細かい部分も変化する可能性はあります。

不動産業界

不動産業界のメタバース導入による変化は、物件の下見です。
従来は、引っ越し希望者が実際に物件まで足を運び、下見を行っていました。
しかし、メタバースの導入により、オンラインでの下見が可能になりました。
地方から都心まで下見に来る必要がなくなったため、お客様側にも大きなメリットですし、不動産会社側としても、機会損失を防げるメリットになります。

販売業界

従来、店舗での接客や販売を行っていた業種も、メタバース導入によって大きく変化します。
従来は、店舗にお客様が来店される形でしたが、メタバースの場合は、お客様もスタッフもアバターで会話が可能です。
立地に左右されずに接客・販売を行えるようになります。

エンタメ業界

エンタメ業界においては、実際にいくつもメタバースを活用した事例があります。
とくに注目されているのは、アーティストの音楽ライブです。
メタバース上のライブ会場などでライブを楽しめます。
メタバースならではの演出なども盛り込めるので、これまでにはなかった斬新なライブを楽しめるようになるでしょう。

旅行業界

旅行業界においては、コロナ禍の頃からメタバースやバーチャル旅行などを実施していました。
実際に現地に行くのではなく、メタバースを使ったバーチャルな旅行を楽しめます。
アバターで自由に歩いたり、お土産を買ったりすることも可能です。
立地のデメリットがなくなるため、地方創生のチャンスとしても注目されています。